杉山歩南生誕祭2021 in SKE48劇場
7月24日杉山歩南生誕祭
出演メンバー:青木莉樺さん、五十嵐早香さん、石塚美月さん、伊藤実希さん、澤田奏音さん、杉山歩南さん、西井美桜さん、林美澪さん
円 陣 の 儀 。
研究生「We’re Growing Up」公演(2021年7月24日)https://t.co/zuvGQFVGsu#WereGrowingUp公演 #杉山歩南生誕祭2021 pic.twitter.com/N6iSrHltzo
— SKE48 (@ske48official) July 24, 2021
進行:澤田奏音さん
お手紙
お父様(パパなん)より
お手紙読み手:林美澪さん
あんちゃん、お誕生日おめでとう。
名前の呼び方で誰がこの手紙を書いているかわかるかなぁ。そう、ママなん。ではなくてパパなんです。
この手紙の話をママなんにされた時、少し照れくさい気持ちもありましたが、なかなか手紙を書く機会もこの先ないと思い書かせていただきます。
まずはじめに、この生誕祭に関わっていただきましたファンのみなさま、スタッフ関係者さま、10期のメンバーさま、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
このような沢山の方々にお祝いしていただき夫婦共々大変うれしく思っており感謝の気持ちでいっぱいです。
ここで少し歩南の15年間を振り返ってみたいと思います。
あなたは小さい時からママ以外の人がだっこするとすぐに泣いてしまう、すごく人見知りが激しい子でした。パパがだっこしてもすぐに泣いてしまうので、出先のだっこは恐怖でしかありませんでした。
そんなあなたが今このように、沢山の方の前で歌ったり踊ったりMCなどをしている姿を見ると成長したなぁと感じています。
そんなあなたの転機は、小学5年生の冬休みに行った東京の旅行だと思います。
他の子よりも少し手がかかる弟くんがいるからなかなか旅行や外出もゆっくりできず、沢山ガマンやムリをさせてしまっていたけど、弟くんが生まれてから3人で行った初めての旅行でしたね。
小さい頃から洋服が大好きで雑誌もすりきれるくらい読んで、モデルさんになりたいんだなとは感じていました。
冗談で、背中に”スカウトして下さい”って貼って原宿歩いてみればと話していたら、ほんとにスカウトしていただいた時、3人で飛び跳ねて喜んだことを覚えています。
それからキッズモデルになれて、SKE48に選んでいただき、なにかとんとん拍子でうまくいきすぎていたような気もしていました。
そんな中、初めての10期生の公演に選ばれなかったとき、だいぶ落ち込んでいるのを感じていました。ちょっとホッとしました。
夜中までリビングでダンスの練習をしている姿を見ていたから。残念だったねと言おうと思ったけどあえて優しい言葉はかけませんでした。
そこで悔しいと思わなくなったらその先は無いと思ったから。これから先もいろいろな壁にぶつかることがあると思います。
パパは365日の紙飛行機の歌詞で ”その距離を競うより、どう飛んだか、どこを飛んだのか、それが一番大切なんだ” っていう言葉が大好きです。
目標に向かってどれだけ努力したか、どれだけ失敗したか、無駄な努力はないし、失敗を繰り返して人は成長しています。
その時の結果がうまくいかなくても、その目標に向かってどれだけ頑張ったかが大事なのです。
その努力や失敗は必ずその先のあなたの力になる時がくるから。あなたの公演などの笑顔でひとりでも多くの方々に元気や勇気を与えられる存在になってくれたらうれしく思います。
つねに感謝の気持ちと謙虚な心を忘れずに、これからもSKEの活動がんばって下さい。なにかお誕生日のお祝いの感じじゃなくなったけど、パパなんもママなんもあんちゃんの家族として、ファンとして、全力で応援していきます。
最後になりましたが、この場をお借りして、どうしても謝罪をさせていただきたい方がいます。
青木莉樺ちゃん。同期であるとはいえ、人生の大先輩である莉樺ちゃんに対しての、MCなどの時の対応は目を疑ってしまいます。
こんな風に育てたつもりはなかったのですが、アセアセ、ごめんね。まだ中学生の子供ですので、莉樺ちゃんをはじめ10期生のみなさん、時にはきびしくご指導のほどよろしくお願いします。
これから先10期生のみなさんがSKE48を盛り上げていってくれることを願っています。パパなん。
本人のコメント
まず、この生誕祭に関わって下さったすべての方、そして今日劇場にご来場いただいた方、DMMで配信を見て下さっている方、すべての方に感謝を申し上げます。ほんとにありがとうございます。
私は、お父さんの手紙にもあったように、小学5年生の冬にいきなりお友達に、その時ファッションに興味があって、ずっと雑誌ばっか読んでいたんですね。
それで急に友達に ”ファッションショーいっしょに応募してみようよ” みたいにかるい感じで言われて、たしかに興味もあるし、まぁ受からないけど受けてみようかなってかるい気持ちで受けたら受かってしまって。
初めてその時東京に行って、原宿に行ったらスカウトしてもらえて、そこからこの活動が始まったんですけど。
そこからキッズモデルをやったりだとかいろんな体験をして、いろいろなご縁があってこのSKE48のオーディションに合格して今この場に立っているんですけど。
あの時は、ぜったいアイドルになるなんて思っていなかったと思うし、アイドルに興味がなかったし正直、でも今SKE48に入って心からアイドルがだいすきだなと言えるし、こんな素敵なSKE48に入れてほんとに幸せだなって思います。
さっきお手紙にもあったとおり私には弟がいるんですけど、弟のことはあまり触れていなかったんですけど、私の弟には障害があって、なかなかみんなと同じような家庭ではなくて、すごいガマンすることもあったけど、でもその分、こういった活動をさせてもらったりとか、人とは違ったことをさせてもらってすごくうれしく思います。
そして私はアイドルになってから ”笑顔が素敵だね” とか ”あなんちゃんと言えば笑顔だよね” とか沢山言ってもらえることがあるんですけど、
私は自分の笑顔が好きじゃなくて、それでも自分にいいところが無いから、自分のチャームポイントは笑顔ですとか言ってきたけど、じぶんの笑顔が嫌いで、みんながなんでそんなに笑顔がかわいいって言うのかわかんなくて、
どんなDMMを見返しても、ファンの人がここの笑顔がよかったねって言ってくれるところを見返しても、その場面がすごく嫌で、できれば笑いたくなかったところでも笑ってきたりしたことはあったけど、
でもそれでも、ファンの方が笑顔になってくれたらいいっておもいでやってきたけど、15歳の1年で自分の笑顔の良さに少しでも気づけるような1年にしたいなって思います。
そしてまだモデルの夢はあきらめられなくて、みなさんにはお知らせできなかったけど、モデルのオーディションを受けたりとか裏ではしていたんですけど、
それは実力不足で自分のものにすることはできず終わってしまったお話しとかがありました。それがすごく悲しくて、将来の夢はモデルですって言ってるのに、
そしてチャンスを頂いたのに自分のものにできないのがすごく悔しかったので15歳の1年はそういう夢にもちょっとでも近づけるように、自分の好きなファッションだったりとかをどんどん発信していけたらいいなって思います。
そして私はほんとに自分に自信がなくて、自分が大嫌いです。
ファンの方が ”僕も自信ないんだよね” みたいな話を聞くと、”なんであなんちゃんはそんなに笑顔がキラキラしてるの” とか聞かれても、なんて答えればいいんだろって思っちゃうこととかもあって、
だからこそファンの方といっしょにもっと自己肯定感を上げていって、ファンの方ともっと仲良くなりたいなって思います。
感情表現とか苦手だからファンの方に日頃の感謝の気持ちとか伝わってないと思うんですけど、
ほんとうにたくさんShowroomのイベントだったりとか、手形会とかサイン会とか申し込んでくれたりとか、すごくうれしいですし、
毎日配信を見に来てくださった方とか、朝早くからみてくださったりとか、メールの返信を毎日してくださったりとか、いつも私の心の支えになっています。
ほんとにありがとうございます。私もみなさんの心の支えになれるようなアイドルを目指して15歳も頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
本日は #杉山歩南生誕祭2021 でした!ありがとうございました!
終演直後。杉山歩南からのコメントをどうぞ。研究生「We’re Growing Up」公演 #杉山歩南生誕祭2021 (2021年7月24日)https://t.co/zuvGQGdhk2#SKE48 #WereGrowingUp公演 #杉山歩南 pic.twitter.com/rOUtX7T2O2
— SKE48 (@ske48official) July 24, 2021
昨日の生誕祭ありがとうございました🤍
15歳もよろしくお願いします!13時30分〜は手形会です✋
YouTubeで生配信です☺︎#SKE48 #杉山歩南 #10期研究生#あの頃の君を見つけた pic.twitter.com/RHAKudrrMS
— SKE48 10期研究生 (@10kisei_SKE48) July 25, 2021
あなんちゃんお誕生日おめでとうございます。笑顔の向こうにはぜったい素晴らしい未来が待ってるよ。
それではまた(●´ω`●)