日高優月劇場最終公演 in SKE48劇場

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卒業ブロック

 

出演メンバー

青木詩織・青木莉樺・伊藤実希・入内嶋涼・江籠裕奈・太田彩夏・岡本彩夏・川嶋美晴・北野瑠華・鈴木愛菜・中野愛理・西井美桜・日高優月・藤本冬香・水野愛理・篠原京香

 

 

M1   放課後レース

~MC~

M2   蜂の巣ダンス

M3   100年経ったら Kiss me!

(卒業セレモニー)

 

卒業セレモニー

 

お手紙①

 

元SKE48 高柳明音より(代読:江籠裕奈)

 

優月へ。

卒業おめでとう。

何から話せばいいかな?

私のできる話はそんなに多くはないかもしれないけど、いくつか伝えたい事があるのでよかったら聞いてください。

まずはやっぱり、優月はもちろん、今劇場にいる優月のファンの方ならみんな知ってるであろうお話から。

9年前、私に会った瞬間泣き出した優月。

私にとって最初の優月との思い出。

東京ドームの楽屋での出来事。

6期生の楽屋に私がさらっと入って、さらっと座ってたら、それに気づいた優月が「あっ、あっ」って泣き出して、周りの子が「優月はちゅりさんのファンなんです」って言われてびっくりした話は、きっと私たちのファンの中では有名な話で。

あと、私のラジオ「暗黙の了解」のゲストに来た時も泣いてたのは鮮明に覚えてる。

生徒手帳に私のカードを入れてたって話もあったよね。

めちゃくちゃびっくりした。

実はあの時、私は正直自分がまだ憧れられてるって事にピンと来ていなくて不思議だったんだよね。

SKEに入ってきた子が私を見て涙を流すなんて、正直何が起こってるかわからなかったくらい。

でも、すごく嬉しかったのは覚えてる。

だけど、優月に謝らなきゃなって思ってた事がいくつかある。

ありがたい事にこうやって伝えられるきっかけを頂いたので書いてみるね。

私が後悔しているのは、優月と踏み込んで仲を深めることができなかった事。

6期は研究生の頃、それぞれのチームに基本決まった人がアンダーに出てくれていた記憶で、ラムネの飲み方にはさきぽんとめちが出てくれていて、二人とはすぐに仲良くなれたんだけど、優月は主にSに出てたよね、確か。

(日高:Eですし、出てた人もいたけど、まっ、回数的にあれなんだね、ありがとうございます)

ていう事もあって、話す機会があまりなかったし、優月も私と同じ人見知りタイプで、どっちからも話しかける事もあまりなくて。

私は仲良くなりたい気持ちはもちろんあったんだけど、どんな風に接していいかわからなかったり、好きで憧れて入ってきてくれた子を幻滅させたくないっていう気持ちとか、不安からっていうのかな、なんかずっとうまく接してあげられなかったんだよね、ごめんね。

あと、Kllに昇格したばかりの当時の優月や瑠華、あと研究生みんなに対してずっと反省してる事がある。

私含む先輩メンバーがドラフト会議で6人も指名して帰ってきて、昇格して間もない優月も瑠華も研究生のみんなも不安になっただろうし、「何で?」って詰め寄られてもおかしくなかったと思う。

この話しした事あるかな?

ちょっと話がそれちゃうんだけど、私はドラフト会議が決まった当初、あの企画に賛成派ではなくて、それをSKE運営に話したら、AKBの当時の支配人から電話が急にかかってきて、もめて。

「うちは人数も揃ってるし、今頑張ってる子を大切にしたいから参加したくないです!」って伝えたんだけど、「それでは企画がダメになる!頼むから一人は指名してくれ」って言われて。

必死に頑張って「昇格してるメンバーの子たちがいるので、いきなりチームのメンバーになるのではなくて、チームの研究生という形にしてもらえますか?」って話をして電話を切ったんだけど。

当時の最年長に相談してみたら、「絶対にね、同期って必要なんだよ。一人だと寂しいから一人選ぶなら何人か取ろう。その子たちのために」って話になって。

確かにと、考えを改めた結果、6人も指名。

いや、本当にあの時不安な思いをさせてしまったみんなに説明してあげられたら良かったって今でも思う。

「チームの研究生って形になるから安心してね」って話をした記憶はあるんだけど、結果その後すぐに起こった大組閣で16人体制は無事崩壊して、ドラフト生は昇格、6期で昇格できなかった子がたくさんいて、悲しむ子が結果生まれて、運営を心底呪った事は今は置いておきますが。

そんな葛藤の中、おしりんやぽん、ずっと研究生にいたかおたんがKllに昇格してきてくれて、ちょっとずつ打ち解けあって、6期とドラ1がほぼ同期として支え合っていく過程を見て、私は勝手に一安心してた。

誰も悪くないはずなんだけど、忙しさを理由に6期にもドラ1の子にもちゃんと言葉で色々伝えてあげられなかった事は今でも反省してる、ごめんね。

でも、そんなドラフト会議が2回、3回と続いた後、優月に憧れる子がKllに選ばれたりして、本当に不思議な話だね。

で、長くなっちゃったけど話は戻ります。

そんな事もあったから、なんか引け目を感じていたりもしたし、でも私がずっとよそよそしいって優月にはきっと気づかれてたと思う。

あと私、劇場とかテレビとか、仕事では超陽キャで元気なタイプが表に出るタイプだから、実際は「こいつ思ってるより暗、絡みにく、めんどくさ」って思われただろうし、結果幻滅もされてたと思う。

ねぇ、思ったよね。正直思ったよね。

うん、そうだよね、そうなんだもん、本当ごめん。

いや、もうこんな感じで謝り始めたらキリがないんだけど、でも、感謝もちゃんと伝えさせて。

「クロス」を自分と同じように大切にしてくれてありがとう。

先日の優月の「ファンフェス」見たよ。

ファンの人が「是非見てあげてね」ってメッセージをくれたの。

なんかすごい企画だったね。

主役の優月よりも、優月の事が好きなメンバーがずっと愛を伝え続ける絵ばかりで、なかなかカオスだったし面白かったけど、途中で曲まで飛ばしてしまった。

で、優月のセンターの「クロス」よかった。

「クロス」を歌っていた時は当たり前なんだけど、私がセンターだったから、優月のセンターちゃんと初めて見たのね。

あの頃、一緒に瑠華と三人で練習して合わせてたところとか体が覚えてるのか、「そうそう、そこはそう止めて欲しい」とか「それ、うん、その角度、完璧」とか、パズルのピースがはまるような、そんな気持ち良さが見ててあったし、無意識かもしれないんだけど、センターにしかない振りのところで私の癖とか私が意識してやってた事もちょこちょこ入ってて「ああっ、これがエモいってやつか!」となりました。

大切な時に歌ってくれてありがとうね。

あと、「高柳明音さんに憧れて入ってきた自分が、自分に憧れて入ってきた子と「クロス」をやりたい」ってすごいストーリーを生み出してくれたね。

そんなことあるんだね。

歴史を感じた。

「私の最初に抱いた目標を叶えてくれてありがとう」って優月に伝えたあの日も、こうやって劇場でお手紙を通して伝えたなとか思い出します。

こんな私を好きになってくれてありがとうね。

SKE48に入ってきてくれてありがとう。

優月は器用で、ダンスも上手で、野球とか趣味の知識も熱もすごくて、いろんな事に長けてて、たくさんの後輩に慕われて、本当に素敵なみんなの先輩になったんだなって遠くから見ててもわかります。

誰とは言わないけど、卒業したかつての憧れた先輩とも仲良くしてあげてください。

今日はその時間お家にいるので、名古屋までは行けなかったけど今頃きっとその人はDMMでこの卒業公演を見守っています。

「プレシャス」とっても好きだよ。

優月にぴったりでいい曲だね。

あーもうすぐこの卒業公演も終わってしまうね。

今はどんな気持ちかな?

今日までたくさん頑張ったね。

辛い事もたくさんあったね。

入ってきた時はよく泣いてたけど強くなったね。

今までの努力はこれからも絶対に無駄にはならないし、誇りに思って欲しい。

本当に本当にお疲れ様でした。

たくさんのごめんねとありがとう、また会えますようにと願いを込めて卒業する優月へ送る手紙とさせていただきます。

少し恥ずかしそうに優月に「明音さん!」って呼ばれるの好きだったなって、最後に思い出した高柳明菜より。

 

 

お手紙②

 

チームE 佐藤佳穂より

 

ゆづさんへ。

今までたくさんの人に幸せを届けてくれてありがとうございます。

私もゆづさんからたくさんの幸せを届けてもらったうちの一人でした。

今日もこうして最後にお手紙を書かせて頂けて、ゆづさんのファンの皆さんからも幸せのおすそ分けをしていただけてとても感謝しています。

私に任せてくださりありがとうございました。

先入観でいろんなイメージを持たれてしまう私にも、ずっとゆづさんは優しく接してくれて、私にとってゆづさんと過ごせる日々は今日まですごく特別でした。

今日は泣いたら追放だと言われているので、私の気持ちは昨日渡したプレゼントの中にこっそりお手紙を入れておいたので、今日は最後に重い愛を届けたいと思います。

周りをすごく見ていて、細かな部分まで気を配ってくれたり、覚えていてくれたりするけれど、私はしょっちゅうパーソナルスペースを詰めすぎて割とガチ目に怒ってくるところも、朝早くに会うと結構テンションが低いところも、中日ドラゴンズが勝つと分かりやすいくらいテンションが高くなるところも、誕生日にお手紙で「かほって呼んで欲しいな」って書いて渡した少し後にさりげなく「かほ」って呼んでくるあざといところも、優しいゆづさんもたくさん知ってるけれど、何も気にしてない素直なゆづさんの姿も私はすごく大好きです。

どんなゆづさんでも私は両手を広げて受け止める準備は万端だし、パーソナルスペースの距離感は未だにつかめないけれど、これからもずっとそばにいるつもりなので、来月からも構ってください。

未だにゆづさんが卒業する実感が湧いていなくて、きっとそれはゆづさんが最後までいつも通りに接してくれていたおかげで、今もこうして笑顔で過ごせているんだなと思っています。

でも、来月になってしまったらきっと、ゆずさんのポジションにゆづさんの姿が見つからなくて少しずつ実感していくんだろうなと思うと「なんて罪の女なんだろう」と憎みたくなりますが、私が一人で寂しがっていると「かほちゃんはいつでも会えるでしょう」て私と会うのは当たり前みたいな発言を、言葉をかけてくれるのが本当に嬉しくて、今の私にとってすごく支えで、しばらくは頑張れそうな気がしています。

ゆづさんが卒業発表してから、私へメッセージを伝えてくれた時に「かほちゃんは今後が心配」と言っていました。

私はゆづさんにだけ色んな話をしてきたから、ゆづさんがいなくなっちゃったら私もうどうなっちゃうのかわかんないんですけれども、定期的に会ってゆづさんの歯茎を拝んだり、ゆづさんの香りを嗅いだり、ゆづさんに触れさせてください。

そしたら多分大丈夫です。

ゆずさんのような先輩になることが私の目標です。

あと、今まで平気なふりしてたけど、ゆづさんが私以外の子に甘々で接しているのを見て、正直ずっと嫉妬してました。

ゆづさんのバカ!

それでも大好きです。

来月からは「優月」って呼びたいな。

ゆづさんと出会えてよかった。

佐藤佳穂より。

 

 

お手紙③

 

チームE 熊崎晴香より

 

ゆづちゃんへ。

「一緒に卒業しよう」なんて話した事がありましたよね。

先に卒業してしまうなんて実感がわかないと言うか、まだ認めたくないって思ってたけど、ついにこの日がやってきてしまいましたね。

出会ってもうすぐ11年目に突入するね。

同期として入って、最初は真っ赤な派手な靴を履いてウォーキングレッスンをイケイケに歩くゆづちゃんと仲良くなる未来は想像してもいなかったけど、いつの間にか隣にいてくれて、私の通訳をしてくれて、「隣にいてくれないと寂しくて私生きていけないよ」ってくらいゆずちゃんは私にとって大切な存在になっていました。

ゆづちゃんを好きな後輩さんたちがたくさんいすぎて、その中で同期の私も大好きってなかなかちょっと恥ずかしくてあまり言ってなかったけど、本当に大好きだし、まぁ、ゆずちゃんもきっと私のこと大好きだよね、ね、ね。

「絶対好きだわ」と勝手にポジティブな私はそう解釈をして、いつも堂々と隣にいさせてもらっていました。

そんな、とにかくなかなか恥ずかしくて素直になれない私ですが、こうして手紙を書く機会をくださったゆづちゃんのファンの皆様には感謝です。

本当にありがとうございます。

さっきも言ったように、私はとにかくゆづちゃんが大好きです。

ゆづちゃんほんとに優しいの。

心が優しい優月はとっても自慢の友達だし、「どこまで周りの事気遣っているんだ、なんでこんなに気遣ってるんだ」っていうくらい周りを見てくれていて、たまに心配になるほど。

だけど、その優しさにメンバーみんな助けられてたし、ファンの皆さんもその姿を誇りに思ってたと思う。

けど、自分自身の事よく忘れてるから本当にもっと自分を甘やかしてください。

あと、もう一つ好きなところがあって、感情豊かなゆづちゃんが大好きです。

二人でご飯行った時、くだらない話をして笑い合っていたのに、いつの間にか熱く語り合いだして号泣して、 カレー屋さんでティッシュ箱を空にしましたね。

ティッシュ追加でもらったね。

またまたつぎのご飯行った時も、パスタを食べながら涙するというなかなかなカオスな状況でしたね。

泣いたり笑ったり拗ねたりまた笑ったり爆笑したり、とにかく感情が忙しいそんなゆづちゃんが全部全部愛おしかったです。

優月はとにかく自信がありそうな性格をしているけど、本当はなかなか自信を持てなくてガラスのハート、いや豆腐メンタルの持ち主で、考えすぎちゃう性格で悩んでいた事があったよね。

それでも必死に苦しみながらでもあったと思うけど、もがいて頑張る姿に何度も心打たれました。

ゆづちゃんが何度か勇気を持って踏み出した時に本当は怖かったんだろうな。

けど、強がりながら「大丈夫だから」って言葉とは裏腹に泣いていたこともあったかなと。

その時「全然大丈夫じゃないじゃん」て思いながらもひたすら頑張っている姿が愛おしくて、そしてかっこよかったです。

私はなかなか勇気を持てない性格だったけど、そんな優月に憧れて頑張ろうって強くなれた気がします。

そんな同期でもあり、同い年な優月がカッコイイとあなたに何度も憧れを抱いていました。

あとは、自分の好きをひたすら発信し続けてお仕事に繋がった事も本当にすごいよね。

大好きな中日ドラゴンズの野球選手のMMから始まって、始球式だったり、番組を持ったり、そして何より優月の性格だからいろんな方に愛されて、野球のお仕事一緒に行った時、歩くたびに声をかけられていく優月を見て本当にこの人はみんなに愛されて仲がいいなと感心していました。

それに野球分からないメンバーにも優月のお得意なトークでいつの間にか引きつけてしまうドラゴンズファンになったメンバーもいますよね。

ファンの方も楽しそうに話す優月を見てそれが伝わってドラゴンズファンになったという方もいたと思う。

それに、SKEという名を使わずに、日高優月という名前も使わずに、ただ「ドラ女ゆづき」としてYouTube挑戦してあなたのドラゴンズ愛に心打たれた、そこでSKEを知ったよっていう方もたくさんいたと思う。

「SKE48をそこで知ってもらえたらって思って頑張る」って言ってる姿、本当にどこまでも自分に厳しく、誰かのためにって頑張ってるゆづちゃんは頼もしかったです。

SKE48が大好きだからとこれまでたくさん自分を削ってでも頑張ってきたよね。

自分の事より他の子の事でどうにかしてあげたいと悩んだり苦しんだりしていた事の方が多かったよね。

でもこれからはしっかり自分の事を可愛がってあげてください。

自分のために何かしてあげてね。

これからもゆづちゃんのためなら全力で支えてくれる人がたくさんいるし、こんなにも今日だってたくさんのファンの皆さんが来てくださったり、来れなくてもDMMで見てくださっている方、パワーを送ってくださる方がいるんだから。

そしてメンバー全員ゆづちゃんの事が大好きだから。

もちろん私もです。

SKE48に入ってから初めての環境にびっくりした時や、いろんな景色をたくさん見れた事、それ以外でも中学・高校や大学受験で相談し合ったり、大学の単位がヤバいと焦ったり、お休みの時の楽しい旅行、アイドルとしての青春も、学生やプライベートでの青春もあなたと一緒に過ごせて幸せでした。

あなたは私にとって最高の同級生でもあり、最高のアイドルでした。

あなたに出会えて本当に良かったです。

これからはゆづちゃんの新しく進む道に親友としてたくさん登場させてください。

熊崎春香より。

 

 

 

 

日高優月からのメッセージ

 

まずは、同級生の二人。

ね、期は違ったりもしたけど、常に何だろう、同級生だからこその話をする事が多かったから、いつも心の支えになってくれて本当にありがとうございました。

ありがとうございます。

ぜんぜん実感がないので、手紙をいただいたりお花をいただいたりしててもぜんぜん、来月からいない世界線をまだ自分も信じられてないので、ここで何を話したらいいのかちょっとあんまわかんないんですけど。

でも、11年間もなりたかったアイドルとしての活動を、もう、思う存分させていただいて、本当にSKEにも皆さんにもすごく感謝したいなっていう風に思いますし、入ってきた頃の自分と今の自分は本当に自分でもびっくりするぐらい人が変わったなと思って。

それはもちろん14から入って25なので、そら考え方とかも色々変わってると思うんですけど、性格的にとか、こう、考え方とか本当にガラッと変わって。

今のアイドルとしての日高優月を作り上げてくれたのは、その11年間で出会ったメンバーだったり、スタッフさんだったり、お仕事で出会う方たちだったり、私の事をね、あのそばで支えてください皆さんのおかげで、今の自分が作られてるなって思ったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいだなっていう風に思います。

もう来月からはアイドルではなく、本当にごく普通の25歳の独身女性を楽しもうと思ってるので、こうやって劇場に立ってかわいい衣装着たりとか、大好きなダンスや歌をすることとか、照明に当たる事とかなくなると思うんですけど。

でも、これが最高の思い出なので。

私がSKEでの11年間、それを上書きしたくないと言うか。

それはきれいな思い出で、自分の中でしたかったアイドルをやりきったって思って次のステップに進もうかなという風には思います。

でも別に来月とか会えるチャンスあるし、トークショー出させていただくので、あの、会えることはあるんですけど。

でも、ほんと、12月ぐらいまでかな、会えるチャンスがあるとするならば。

1月からは本当に、みんなと一緒にSKEを応援していく側にはなると思うので、本当に今日がアイドルとしての日高優月の見納めになると思うので、はい、今日はこんなにたくさんの方に来ていただいて、配信とかモニ観の方でも見届けていただいて本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

そうだな、確かに今日お手紙をいただいて思ったのは、結構自分の事よりも他人を優先してしまう事が多かったりとか、自分がなりたくてなったアイドルなのに「あっ、自分向いてないかも」って思う事がすごくあって。

何回も諦めかけたりとか現実の自分と向き合うのが怖くてそっぽ向くこともあったんですけど、でも、それでも11年も続けられてるって事はSKEとしている自分がすごく好きだからかなと思って、本当に納得いくまでやりきる事ができて本当に良かったなって思いますね。

我慢する事とか強がる事が私は得意だったので、結構なんだろう、自分に嘘をつく事もたくさんあったんですけど、これからは自分を一番に考えて、自分の事をもっと大事にしたいなって思いました。

でも、自分が嘘つく理由はみんなに笑顔になって欲しくて、自分を好きになってくれたみんなが幸せになってほしいっていう気持ちだったので、そのマイナスな事とかじゃなくて。

それもみんなの事考えてたからな。

自分優先じゃなかったのかもしれないけど、でも、みんなにこんなに応援していただけると思ってなくて。

なんか別に特別顔がいい訳でも、歌がうまい訳でも、ダンスがすごい上手なわけでも、なんかとびぬけたものもなかったんですけど、こうやって劇場とかで見つけないと見つからないような存在だったのに、みんなが見つけてくれて押し上げてくれて素敵な思い出をたくさん作らせていただいて、知らなかった感情や景色を見させていただいて、みんななくしては生きていけない11年間だったなという風に思うので、この11年間は大事に自分の心の中にしまって、なんか自分が辛い事があった時はみんなの顔とかみんなとの思い出を思い出して、辛かったけどこういう楽しいこともあったなっていう風に思い返せるようにしたいなって思います。

でまだ明日明後日もみんなとお話できる機会があるので、そこでもう一度改めてみんなと近い距離でお話ししたりして、できたらいいなって思います。

本当は劇場で終わろうかと思ったけど、こんなに可愛いドレスを作っていただいたから、みんなに見て欲しくて。

いろんな余韻に浸っていたかったので、みんなとお話するのを最後にしたので、明日来てくれる方もいるかな?会えたらなと思います。

で、今日が最後の方は是非何かしらで思いを伝えてくれたら嬉しいなと思います。

本当にみんなにしてあげられた事って何かあるかなと思ったら、あんまりなかったかもしれないんですけど、まあ、10月になっていろんなイベントさせていただいたりとか、形にも残るような思い出をみんなと作れたのは良かったかなと思うので。

みんなからもらった愛が多すぎて全然返さなかったと思うんですけど、もう十分すぎる愛をいただいたので、私は今も幸せですけど、この先も幸せに暮らせたらなと思います。

本当に何でもない私を特別にしてくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に好きになってくれて、出会ってくれて本当にありがとうございました。

ありがとうございます。

言いたい事とか全部言えてないと思うので、それはSNSとかで書きたいなと思います。

今日はここのところで終わりたいなと思います。

はい、以上です。