SKE48 チームKll「最終ベルが鳴る」古畑奈和卒業公演
卒業ブロック
出演メンバー
青木詩織・青木莉樺・荒井優希・伊藤実希・入内嶋涼・江籠裕奈・太田彩夏・岡本彩夏・川嶋美晴・北野瑠華・鈴木愛菜・中野愛理・西井美桜・日高優月・藤本冬香・古畑奈和・水野愛理
M1 FRUSTRATION
(MC)
M2 MARIA
(MC)
M3 ひかりさす
(卒業セレモニー)
M4 DA DAマシンガン
卒業セレモニー
進行:日高優月
お手紙
須田亜香里より(代読:太田彩夏)
奈和ちゃんへ。
11年間本当にお疲れ様。そしてありがとう。
奈和ちゃんは私が唯一SKE48の中で背中を追いかけてた後輩です。
デビューから、ただがむしゃらだった当時の自分にとって、5期生で入ってきた奈和ちゃんの輝きは衝撃的でした。
笑顔ひとつにも嬉しい、楽しい、切ないとか、たくさんのレパートリーがあること。
顔の表情だけでなく声にも表情があること。
ダンスで周りにある空気まで変えられるって事を奈和ちゃんを見て知りました。
先輩後輩とかの経験値は関係なく、全て努力で成長していく奈和ちゃんを見ていると、自分に言い訳ができなかった。
デビューした頃から、今までずっと最高に刺激的な後輩でいてくれてありがとう。
表現に終わりのない奈和ちゃんといると、私もどこまでも行ける気がした。
「金の愛、銀の愛」の時、「FRUSTRATION」の時、「心にFlower」の時、奈和ちゃんの隣で歌うのが全部楽しかった。
でも、今思えば私は奈和ちゃんの事を追いかけてばかりで、支えてあげるという力に欠けていたような気がする。ごめんね。
これは自分もセンターを経験した今だから感じていて後悔していることかな。
一緒のタイミングで卒業することになって、お互いの卒業コンサートに一緒に出られないのは複雑な気持ちもあったけど、これはこれで意味があって面白い運命だったのかもしれない。
どうだろう?この答えは私たち二人にしか持てないものだね。
ファンのみんなにも、メンバーに対しても、優しさという思いやりの中にまっすぐ芯が通っている奈和ちゃんが好き。
それはきっと奈和ちゃん自身が、これまでの人生の中で感じた切なさや苦しさや愛おしさ、その全てを真っ正面からピュアに受け止めて、経験したからこそ持てるものばかりだと思います。
奈和ちゃんから生まれるすべてのものは、どれも他の誰かに絶対に真似できるものではないから素敵だよ。
これから先もきっときっと出会った人を魅了して愛して、唯一無二の幸せな空間を重ねていくなおちゃんの姿があることを願っています。
何より自分が自分を一番に楽しませてあげてね。
卒業おめでとう。
アイドルとして人として大好きです。
これからもよろしくね。
PS、「ソーユートコあるよね?」のMV撮影の日、ノリで「行こうぜ!」ってなって、朝方まで一緒にお酒飲んでくれたのはいい思い出。ありがとうね。また一緒にお酒飲もう。
SKE48 チームEリーダー 須田亜香里より。
江籠裕奈より
奈和ちゃんへ。
やっぱり奈和ちゃんがいないSKEはまだ想像がつかなくて、来月から同期がいなくなる実感がわかないまま手紙を書いています。
出会ってから11年経ったね。
泣いてる同期を慰めたり、喧嘩を止めに入ったり、いつも思い出すのは今と変わらず人に対して優しい奈和ちゃんばかりです。
あと、昔から立ち位置と台詞を覚えるのが苦手で、紙に書き出して着替え部屋に貼るところも変わってないよね。それも覚えてる。
進むスピードも道も私と奈央ちゃんは違いすぎたから、11年の時間の中で奈和ちゃんの思い出にどれだけ私が関わっているかわからないし自信はないけど、私にとっては同期という括りなしでも「出会えてよかったな」と心から思える特別な存在です。
11年、改めて文字にするとすごい数字だけどあっという間だったね。
これだけ一緒にいたのに奈和ちゃんの口から悩みも愚痴もほとんど聞いた事がなくて、アイドルとして尊敬すると同時に、今更思っても遅いんだけど、何も力になれなかったなって思ってます。
それなのに、こんなこと言う資格はないのかもしれないけど、辛いこと大変なこといっぱいあったのに本当によく頑張ったね。
卒業が決まってからは思い出を振り返る度に寂しくなりそうで、どれだけインタビューで奈和ちゃんの事を聞かれても、薄っぺらい内容しか話せませんでした。
そんな中、卒コンのリハーサルが始まって、沢山の方が奈和ちゃんの為に準備をしてくれて、涙を流す後輩がいて、ほんとうに誇らしかった。
そんな中私は、いつも隣にいたはずの奈和ちゃんがどんどん遠くに行ってしまうのを実感して、本当はとても寂しかったのに、強がって全然平気なふりをして、「あぁ奈和ちゃんなら今気づいてくれるのになぁ」なんて思いながら一人でいたし。
これからも強がって我慢してを繰り返しては、心がすり減っていくんだろうなと思っていたのに、気づいたらKllのみんなが、奈和ちゃんにしか使えなかったはずの特殊能力を使えるようになってました。びっくりした。嬉しかった。
奈和ちゃんを近くで見て育った後輩は、みんな真っ直ぐで優しい子達ばっかりだった。
みんなの前だったら弱音も吐けるし泣けるから、これからはちょっとは安心してもらえるかな。
でも、たまには気の許せるお姉ちゃんの前で泣きたいので、人目のつかないところでコッソリ一緒にいてね。
本当は新公演だって一緒にしたかったし、また二人でライブだってしたかった。
まさか同期の卒業を全員見送るとは思わなかったけど、新しい道で輝き続けてくれる限り、私も頑張ろうと思える気がするから、寂しいけど一番応援してるね。
奈和ちゃんが楽しくて幸せだったら私も同じ気持ちです。
11年間本当にお疲れ様。
キラキラしてるしとっても綺麗。
卒業おめでとう。
SKE485期生、江籠裕奈より
古畑奈和からメッセージ
素敵な卒業公演を開いてくださり本当にありがとうございます。
まずは、須田のあかりんから卒業の手紙が来て、あの、亜香里さんとは本当にお仕事が一緒になったりとか隣で活動することが多くて、めちゃくちゃ刺激がいっぱいもらえる先輩で、でも優しくてあったかくて、たまに泣いてる姿とか自分の感情に素直なところとかがもうめちゃくちゃ愛おしくて大好きで。
いつもね、テレビとか見るとあかりん絶対写ってるので、なんか私も刺激になったし、なんかこういうSKEの広め方あるんだって学ばせてもらった先輩でした。
でもなんかやっぱりね、どうしてもあかりんのようには全然なれなかったんだけど、またSKE48卒業したら、あかりみたいにいっぱいいっぱい活動して、活動する中で「SKE48だったんだこの人」ってなって、SKE48にこれから還元できるような人になりたいなと改めて思わせてくれる、そんな存在でした。
須田さん、あかりんありがとうございますお手紙、いっぱいいっぱいまた読まさせてもらいます。亜香里さんありがとう。また飲み行きましょう。
はい、そして同期の江籠裕奈ちゃんからのお手紙でした。
裕奈からまさかお手紙が、またこんなにいっぱいもらえると思ってなかったので、コレクションが増えましてありがとうございます。
同期として、本当に二人でやってる期間の方が長かったって思うくらい裕奈とはすごい濃い時間を過ごさせてもらって、私は同期で仲良かった子達が本当にすぐに卒業してしまって、同期間っていうのが、同期で何かっていうのが私の中では結構、チームも違った分、なんか時間が、本当に一人だったので、SKEで一人で他のチームで5期にいたので、全然同期っていう感覚が、そういうのがあんまりなく育ってきてしまったんですけど、でも裕奈とチーム同じになって、「同期ってこんなにいいんだ」っていうのを改めて教えてもらえるきっかけになって。
裕奈なちゃんはね、いっぱいいっぱい、みんなから隠れて泣いちゃったりとかちょっと手のかかるとこあるんですけど、それがめちゃくちゃ愛おしくて好きで、「これをできる仕事は私しかいない」って言うのですごい毎回毎回張り切ったり、裕奈今どこにいるかなってちょっと探したりしてね。
でもそんな日々ももうなくなるのかなと思うと、次はどうやって裕奈が悩んじゃった時とか立ち止まりそうになった時とか、また側で、本当に誰よりも早く駆けつけれないって思うと、ちょっと悔しい部分もあるけれど、Kllのみんなに裕奈のこといっぱい見守ってもらって、そして私も離れたところから裕奈の活動も見守って、最後の5期生として応援しているので頑張ってください。
はい、そしてお手紙のお話は以上でして、皆さんにお話をするとしたら、今まで本当に私のことを見つけてくれてありがとうの気持ちがすごくすごくいっぱいあります。
私がこんなね、なんか見つけにくかった存在だったかもしれないんですけど、みんなはこうして私のことちゃんと見つけてくれて、いいところいっぱいいっぱい探してくれて、今日まで私を、こんな素敵なドレスを着させてくれるような所まで、運んでくれて導いてくれて本当に幸せだったなと思います。
私はアイドルになって絶対に、自分が大変な姿とか、悲しんでる姿とか、こんなことがあって嫌だったんだとか絶対言わないようにしようって決めてて、それもアイドルになったからには、アイドルっていうのは夢を売るお仕事だって、私は本当に素敵なお仕事だと思ってるので、みんなに頼らないっていうことを目標に頑張ってやってきてました。
でもそんな中でも「もっともっと頼っていいんだよ」って言ってくれたりとか、「何かあったら相談してね」って言ってくれたり、相談にのるよって言ってくれるファンの方が本当にいっぱいいて。
みんな本当にそういうタイプで、すごく私はこうなんだろうな、自分から言えないぶんみんなも「奈和ちゃん大変じゃないかな」とか「わぁ、このスケジュール絶対大変だよな」って思ってくれたことが、気づいてくれたことがすごく嬉しかったし、そこに救われた部分もたくさんありました。
後は、でも本当に本当に言えることは、こんな素敵な方と出会えて本当によかったし、これからも私の下で一緒にいてくれたらすごく幸せだなぁなんて気持ちになっております。
本当に私はSKE48に会えてよかったし、SKE48じゃなかったらもちろんみんなにもたぶん会えてない運命だったと思うし、私はここに意味あってきっとここに今まで立ってたと思うので、本当に出会ってくれてありがとうの気持ちでたくさんです。
そして私からいくつかお知らせがあるんですね。
お知らせその1、まず私は次の行き先?次の所属って言うんですか?所属的なところはZESTになります。そのまま私はZESTに上がって、本当に顔も知れてるスタッフさんもいっぱいいるので、そこでまずは安心しながら色々お仕事を打ち込んで行けたらいいなと思っております。
そして2個目、2個目はですね、ファンクラブが開設されます。
ちょっと待って!ZEST行きますって言った時にもっと「おおっ!」ってなってくれなきゃ。今日ね、会社の人いっぱい見に来てるんで、もうちょっと盛り上がってくれたら「私もZEST行きやすいなって感じがあるんですけど、ZESTもまだまだということで。
ZESTも私も頑張ってその一員となって盛り上げていきたいなと思うんですけど、とにかくファンクラブが開設されるんですね。
ファンクラブはより良いコンテンツにいっぱい仕上げようと思うので、公演が終わったあたりかな?サイトが開設されますので是非みなさん遊びに行って見てください。
事前登録できますので、登録して帰ってくださいね。よろしくお願いします。
そして3つ目があります。
まだ詳しくは言えないんですけど、次のやるべきこととして、あるアニメプロジェクトに参加させていただくことが決まっております。
これ以上本当に何も言えないですけど、ZEST様にねいっぱい頑張って、もちろん私も頑張ってみんなに沢山良いものをお届けできるように頑張りますので、ここからは本当に私とZESTと二人三脚で、そして私が何よりも本当に頑張って行かなきゃいけないことだと思うので。
今まではね、こうやってメンバーに支えられて、私が「MCできない」「振りを覚えれない」「ダンスを覚えれない」「ここ立ち位置無理」「MC変わって」って言ってもね、何かやってくれるメンバーはいたんですけど、これからはもう私一人なって本当に本当に、何も自分の力で全部を解決していかなきゃいけなくなると思うので、これからはちゃんとちゃんと成長できるように、もっともっとみんなに素敵な景色をいっぱい見せてあげられるように、ここで満足しないように頑張っていきたいと思いますので、一緒にいろんな景色をまた見に行ってもらえたら嬉しいなと思います。
以上です。
ありがとうございました。
大好きなSKE48とサヨナラして
次の道へと進みます本当に私を見つけてくれて
出会ってくれて、ありがとう!
みんなと出会えてよかった☺️🤍幸せな11年間でした!
これからも、よろしくね🫶🏻#古畑奈和卒業公演 pic.twitter.com/ZVCPXFRzsC— 古畑奈和 (@alto_nao) September 29, 2022
それではまた(●´ω`●)