都築里佳生誕祭2022 in SKE48劇場
11月21日都築里佳生誕祭
≪出演メンバー≫
青海ひな乃・赤堀君江・石塚美月・井上瑠夏・上村亜柚香・北川愛乃・鬼頭未来・坂本真凛・杉山歩南・竹内ななみ・都築里佳・中坂美祐・仲村和泉・野村実代・平野百菜・松本慈子
進行:中坂美祐
お手紙
青海ひな乃より
ぴよすさんへ、お誕生日おめでとうございます。
まさか大先輩にお手紙を書く日が来るなんて、人生何があるか本当にわからないですね。
それだけぴよすさんと仲良くなれたことがファンの方にまで伝わっていたと思うと嬉しく思います。
ぴよすさんは先輩だけど本当に人懐っこい人で、たくさん「ひな乃可愛い!」「ひな乃好き!」って言ってくれるけど、時間が経つと違う子に可愛いとか好きって伝えといて本当にDDの鏡だなって思います。
でも、それだけメンバーに愛があるぴよすさんがひな乃は好きです。いつもありがとう。
ぴよすさんは絶対覚えてないと思うけど、私が研究生の時、チームSのアンダーにたくさん出させていただく機会が多く、私は必死に先輩方の背中を追いかけていました。
研究生だからって甘えたくなかったし、自信を持ってステージに立ったつもりだけど、やっぱり先輩方ははるかに輝いていて、かっこよく、学ぶことしかなくて、まだまだ頑張らなきゃなって思っていた時に「ひな乃絶対チームSに来てね!チームSじゃなきゃヤダ!」って一緒にステージに立つ度に言ってくれました。本当に嬉しかった。
ひな乃にとって自信を持てる一つの力になったし、原動力になり、目標になりました。
だからこうやって今、チームSの青海ひな乃として一緒にステージに立てることを嬉しく思います。
あの時まだ未熟だった私を受け入れてくれてありがとうございます。
ぴよすさんに二つ謝らなきゃいけないことがあります。
一つは馴れ馴れしい態度をとってしまうことです。
すぐタメ口を聞いたり、酷い時には「ぴよす!」と呼んでしまうこともあり、本当に仲良くしてくれるがゆえに私の悪い癖ですぐ悪ノリをしてしまいます。
でもそれは舐めてるとかじゃなくて、本当に心を許していて大好きだからこそ私の素が出てしまっているんだと思います。ごめんね。
(都築里佳:謝る気ある?)
もう一つは「愛を君に、愛を僕に」公演の初日の前、過酷な一ヶ月のレッスンの最初の頃、みんなで初めてぶつかり合った時に「私に悔しい思いをさせないで」と言わせてしまったことです。
新公演をいただいたことはチームSみんなありがたいことだって分かっていたけど、ぴよすさんと同じ熱量で新公演をいただけるすごさを感じることができなくて、あのようなことを言わせてしまってごめんなさい。
でも、あの時ぴよすさんが本気でぶつかってきてくれたからこそ、みんなも新公演に対する熱量が大きくなったと思うし、みんなのベクトルが同じ方向を向いたと思います。ありがとうございます。
これからもたくさん壁があると思いますが、今のチームSなら乗り越えられる自信があるので、ぴよすさんからしたら後輩しかいないチームだけど私たちにも頼ってください。いっしょに乗り越えましょう。
私を筆頭に生意気な後輩が多いチームSですがこれからもよろしくお願いします。
たまに小学生みたいなぴよすさんが大好き。
27歳、最高の一年にしてください。
SKE48チームS、青海ひな乃。
本人のコメント
まずは、こんなにあたたかい生誕祭を企画して下さった生誕祭実行委員のみなさん、そして今日この劇場でお祝いしてくれた、来てくださったみなさん、DMMで見てくださってるみなさん、そしてメンバーのみんなありがとうございます。
えっと、お手紙まさか、絶対ないと思ってたからちょっとビックリしたんだけど、すごく、なんかひな乃らしくて、なんか愛のあるお手紙で、ちょっと泣いた。
嬉しかったし、私はほんとにひな乃をはじめみんながやっぱり大好きだなって、お手紙を聞きながら思いました。
26歳の一年は、やっぱりこの「愛を君に、愛を僕に」公演の幕が開いた事が一番の思い出で。
初めて結成メンバーとして選んでいただいたチームEの時でも、その後組閣で移動してきた中西チームSでも叶えられなかった夢を、今、この松本チームSで叶えることができて、8年ぐらい待って、正直「このままオリジナル公演の立ち上げに関わることなく、この先卒業してしまうのかな?そしたら4期生誰も関わってないなぁ。嫌だなぁ」と思って。
一度、一回光を見てしまったから、どうしてもその光は掴みたくて、諦めきれなくて、ずっとこの12年ぐらい。
12年間何度も何度も卒業を考える中で、オリジナル公演だけが諦められなくて、ずっとずっと大きな結果を出すことができなくても、優等生と言えるようなアイドル人生じゃなくてもそれだけが諦められなくて、ずっとこのSKE48にいて、あの頃の初日の幕を開けられなかったあの頃の自分に、オリジナル公演をいただくことなくチームEから離れてしまった自分に「諦めなかったら夢は叶うんだよ」って心の底から言ってあげたくなるそんな一年でした。
ひな乃がお手紙に書いてくれた通り、私はレッスン期間の最初の頃に、みんなとのやっぱり歴の差が「新公演をいただけることの重要さ」って感じられるこの差みたいなのに、やっぱり少し繋がってしまうところがあって。
すごい大事なことなんだってみんなは分かってても、やっぱりどこか、多分きっとあの頃は夢みたいな感じで、たぶんきっとわかりきらなかったかったってか、わかってるけどなんか夢のような感じで、きっと悪い意味とかじゃなくて「本当のことなのかな?」みたいな感じで、ちょっとふわふわしてたところが多分あって。
でも、あの時気持ちを爆発して伝えたから、みんなが変わっていく姿をこの目で見て、チームS最高だなって、このチームSだったら何でも、どんな壁でも越えられるっていうのを、リハーサル期間辛いこともたくさんあったけど感じられたし、こうやってみんなと「愛を君に、愛を僕に」公演の初日の幕を開けたことが本当に本当に嬉しくて、チームSのみんなとやれたことがすごくすごく嬉しくて、改めて本当にこの一年でみんなのことをさらにさらに大好きになったし、みんなのことをすごい誇らしい、私にとってすごく誇らしい存在になりました。
そして、みんなもそうだし、こんな初日にね、2回公演で2回とも出演することはできなくて夜公演だったし、いつも端っこにいるけど、そんな私でもずっと応援してくださるファンのみなさんをすごくすごく、改めて大切だなというのを感じることができた一年だったなって思います。
何話そうとしてたんだけ?
でも、本当に叶えたかった夢を叶えるってこんなに気持ちの良いことなんだっていうのをこの一年で痛感して、私はこの一年でこんなに頼もしい後輩がSKEに増えたんだっていうのも痛感して、一つ決意することができました。
私、都築里佳は来年の3月末をもちましてSKE48を卒業させていただきます。
この場で言いたかったのは、今日は生誕祭で、普段私のことを応援してくださって、優等生とは言えない私をずっと支えてくださった、期間が短くても見つけてくださったみなさんがいるから直接伝えたくて、今日発表させていただくことになりました。
私はSKEから離れて、みんなが進むステージをファンとして見ていきたいなって思うようになって、私がいない方が、いない方がって言っちゃうとあれだけど、この先のSKEにもう私は必要ではないと言うか、えぇこれ自分のことすごく卑下してるみたいになっちゃった。
でもなんか、みんなが作っていくSKEをこっち側(ファン側)から見たくなったんです。
すごく楽しそうで、なんか見守りたくなって、でも私の伝えたいものとかもきっと新公演のリハーサル期間とかにみんなに伝えることができたし、Sのみんながこの先大事なものは伝えてくれるって信じてるから、私は一歩踏み出す決意をすることができました。
諦められなかった夢を一緒に見てくれて、一緒に喜んでくれてありがとうございます。
そして、12年間支えてくれてありがとうございます。
3月なので、まだまだ4か月ぐらいあるので、その間みんなと一緒に楽しく笑顔いっぱいで。
ごめんね今日言って、わがまま言っちゃったの、今日言いたいって。でもみんなと幸せにすごしていくのがあと4か月、27歳の目標なのでみんな笑ってね。
笑えんか?ごめん。
でもほんとに、SKEが大好きで大好きだからこそ離れるべきだなっていうのを思って、なんかこれ以上喋ると何言ってるかわかんなくなるから、あと4か月よろしくお願いします。
私はいろいろ迷惑ばかりかけて、見ててハラハラすることの方が多い存在だったと思うんですけど、SKEのファンのみなさんは優しくて、あたたかくて、ほんとうに大好きです。
これからもよろしくお願いします。
今日はほんとうにありがとうございました。
生誕祭ありがとうございました!
そして来年の3月いっぱいでSKE48から卒業することを発表させていただきました。
残り4ヶ月!たくさん思い出つくろうね!https://t.co/eLKLfUUx18 pic.twitter.com/UewSVCTm2b— 都築里佳 (@piyosuuuuu) November 21, 2022
それではまた(●´ω`●)