江籠裕奈生誕祭2023 in SKE48劇場

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4月12日「時間がない」公演

 

出演メンバー:青木詩織・青木莉樺・荒井優希・伊藤実希・入内嶋涼・江籠裕奈・太田彩夏・岡本彩夏・川嶋美晴・北野瑠華・鈴木愛菜・中野愛理・西井美桜・日高優月・藤本冬香・水野愛理

 

進行:岡本彩夏

 

お手紙

 

チームE 斉藤真木子より

 

江籠裕奈さんへ。

23歳のお誕生日おめでとうございます。

初めてお手紙をもらってから約4年、お返事をするにはだいぶ時間が空いてしまいましたが、こちらとしても初めて送るお手紙なので、12年分の感謝をふんだんに込めて気合入れて書きます。よろしくお願いします。

こう、初めての手紙って「出会いは…」とかから始まるんだろうけど、ごめん、全く覚えてないや。

12年前のある日、レッスン場に行ったら5期生のレッスン中で、とかなんだろうけど、足にギプスをした宮前杏実ちゃんが けんけんしながらも巧みに「オキドキ」を踊ってた記憶が強烈すぎて、マジでえごちゃんがどんなだったとか思い出せない。 本当にごめん。

4年前にもらった手紙にもあったように、加入して間もない5期生にとって私はとても怖い存在だったと思うし、厳しい言葉を投げかけてはたくさん怒って、そのたびにまだ小学生だったえごちゃんを泣かせてしまってました。

ただでさえ6歳も年が離れてるから話す話題もないし、えごちゃんはいつも誰かの後ろに隠れてて、まともに会話した記憶すらない。

だから今でもふと、えごちゃんと話してる、えごちゃんと一緒にいる、えごちゃんとの二人きりの時間や空間が12年前には想像できなかった未来過ぎて不思議に思う時があります。

今となっては当たり前のように一日また一日と一緒の時間を過ごせば過ごすほど、過去はどんどん遠ざかってしまうけれど、どんなに辛くて苦しい時代が思い返されても「あの時があったから今の私がいます」と言ってもらえることほど嬉しいことはありません。

いろんな場所でえごちゃんがそう言ってくれるたびに救われる し、こんな後輩が持てて本当に良かったと心の底から思います。

えごちゃんは若くしていろんな期待を寄せられることで、背負ったプレッシャーが重荷になっていたことも少なくないと思う。

いつまでも妹キャラではいられないと心に決めて、チームやグループのために先頭を走る姿は本当にかっこよかった。

その背中を見て刺激を受けたのは後輩だけじゃなく、グループ全体に大きな影響を与えてくれたと思うし「江籠さんみたいになりたい」と思うメンバーがたくさんいることが何よりもの理由だと思う。

さらに歩みを止めることなくその都度で、一生懸命に自分のやりたいことに向かって頑張ることを諦めなかった結果、ソロシングルの活動や写真集の販売、ソロコンサートの開催など、えごちゃんの夢が叶う瞬間をたくさん近くで見せてもらえて本当に幸せ。

私には持ってないもの、届かないことばかりで、正直羨ましいけれど、他の誰でもなくえごちゃんだからこそ築き上げてこれたプロフェッショナルなアイドルの形があるし、誰にも真似できない強い武器を手にしたえごちゃんは、本当に唯一無二な存在だなと思います。

でも、本当に頑張ったよね。

ここまで来るのには楽しいことばかりじゃなかったのも知ってるから、えごちゃんにスポットライトが当たる一瞬一瞬にギュッと胸が締め付けられる思いです。

いつだったか、楽屋で声を押し殺して泣くえごちゃんを見つけて「もうダメかもしれない」と本気でよぎったあの日「みんなが当たり前にできることができない」「みんなは頑張ってるのに頑張れない」って泣くえごちゃんに、どう声をかけてあげるのが正解なのかわからず、その時はただずっと背中をさすってあげることしかできませんでした。

普段からお腹いっぱいにご飯を食べさせてあげることしかできなかったから、その時もこれといった解決策は見いだしてあげられなかったけど、そうやって幾度となくやってくる不安や苦しみを自分一人で何度も乗り越えてきたのだと思うと、ますますほおってはおけないし、一人で乗り越えることになれて欲しくないなって思う。

えごちゃんは笑顔が似合うから、たくさん涙を流した分、2倍3倍と私が笑わせてあげるね。

えごちゃんと一緒にいると、私がお世話をして面倒見てると思われるけど、実際そうじゃない時もたくさんあって、足を痛めながらステージに立った14周年コンサートは、最後の曲で手を引いて真ん中に入れてくれたえごちゃんの優しさで、痛みなんかどこかへ飛んで行ったよ。

終わってから車椅子に乗った私を見て泣きながら見送ってくれたえごちゃんの顔が忘れられません。

心配かけてごめんね。

車椅子たくさん押していろんなところに連れて行ってくれてありがとう。

それだけにかかわらず、いつもカフェにも文句一つ言わずついてきてくれたり、写真も撮ってくれて嬉しいです。

感謝してます。 ありがとう。

そんなえごちゃんとも 1ヶ月ぐらい会わない日が続いたのは新公演の準備期間でした。

初日の幕が開いて、センターに立つえごちゃんの姿に何度も目が熱くなりました。

チームを引っ張り、真ん中で輝くえごちゃんに涙が止まらなかったです。

素敵な公演をもらえてよかったね。

「歌唱力ナンバーワン決定戦」で決勝に行った日、えごちゃんの歌声が全国に知れ渡っちゃうとそわそわして、あの会場の誰よりも私が心を踊ってたと思う。

長いキャリアの中で歌で挑戦することを決めた、その選択はきっと誰かの背中を押したはず。偉いね。よく頑張ったね。

「真木子さんは歌って踊れるんだからソロで絶対できます。やった方がいい。私も見たいもん」と背中を押してくれたあの夜。

えごちゃんのその一言があったから勇気を出すことができました。

ソロ公演はやっぱり怖くてできなかったけど、4月25日は一緒にお祝いしてくれると嬉しいです。

今年の誕生日プレゼント、 旅行とかどうだろうか?

少し遠出でもして、緑がたくさんある場所に行って、人目を気にせずのびのびしよう。

いっぱい食べていっぱい寝て、のんびりするのもいいな。

行きたいところがあったら教えてね。

いつも一緒にいるから改まって伝えることなんてないだろうと思っていたけど、書き出したら止まらなくなりました。

長くなってしまってごめんね。

とにかく、いつも本当にありがとう。

存在に感謝。

これからもどうか末長くよろしくお願いします。

素敵な一年を。

SKE48 チームE 斉藤真木子より。

 

 

 

江籠裕奈より

 

まずは、今日、本当にこんな素敵な生誕祭を劇場で開いてくださって、この劇場で一緒にお祝いしてくださったみなさん、画面の前で応援してくださってるみなさん本当にありがとうございます。

23歳になったんですけど、今年でなんとSKEで迎える誕生日、 12回目ということで、ね、すごいですよね。

改めてすごい長い年月をSKEで過ごしてきたんだなって感じましたけど、そんな私を、本当、今のSKEじゃ唯一、多分初期から知ってくださってる真木子さんからのお手紙ですごく嬉しかったです。

ね、やっぱりなんだろう、私もほんとに普段からお世話になりすぎてるので、ちょっと、今この場でパッと一言感謝を伝えたいんですけど、本当伝えきれないぐらいの感謝でいっぱいなので、ちょっとまた、今日の夜改めてお手紙を読んで、旅行連れてってもらえたら嬉しいなと思います。

本当にいつもありがとうございます真木子さん。 嬉しいです。

ありがとうございます。

22歳の一年は、まず、誕生日当日に写真集の発売から始まって、 ソロライブをして、ソロシングルを出させていただいて、本当にアイドルとして自分が想像もしてなかったようなことが次々と起こる一年だったなって感じてます。

やっぱそのたびに、みなさんが一緒になって喜んでくれたり、SKEを飛び出して一人での活動になった時も、このシングルのお渡し会とかもいっぱい足を運んでくださったりとか、ソロライブ来てくださったりとか、なんかもう本当にたくさんの愛をもらった一年だったなって思います。個人の活動としては。

で、あとやっぱり一番大きかったなって、それもアイドルとして予想してなかったことだったんですけど、新公演をいただけて、しかもなんか、真ん中で歌わせていただけたということで、やっぱずっと夢ではあったけど、新公演、自分のオリジナル公演っていうのは、だけどやっぱり、なんかそんな簡単じゃないこともやっぱ長くいてすごく感じてたので、まさか自分が現役中にオリジナル公演をすることができるなんて思ってもなかったんですけど、なんかやっぱり私もたくさんのすごい人達を見送ってきたから、すごいセンターに立てて嬉しいけど、本当になんか頂けでここまで来たなって思ってたんですよ。

でもやっぱり不安がある中、MV撮影とかして「時間がない」の、MVが公開されてサムネに私の顔がバーンて出た時に「わぁセンターだ、嬉しい」っていうのをいっぱいファンの方が言ってくださってるのを見て、あっ、なんか、ちゃんと喜んでいいんだってそこで始めて思いました。

真ん中に当たり前にさせてもらって、すごい申し訳ないなって思ってた気持ちが、新公演を迎えてからちゃんと自信が持てるようになりました。

それは本当にみなさんのおかげですし、やっぱり昔はみんなでレッスンして一緒に積み重ねていくっていう過程もあったけど、やっぱりどんどん先輩になってきてそういうこともなかったので、新公演の期間はすごい楽しかったし、もし自分が続けてなかったら出会えなかった公演、出会えなかった楽曲、すごい続けてきてよかったなって思いました改めて。

今日もほんとにたくさんのファンの方が来てくださって、もちろん外れちゃったよって方もいると思うんですけど、虹を作ってくれたりとか。

人の気持ちだけでこんなに、何て言うの?愛を伝えてもらえるというか、だって自動じゃないでしょ?みんな手動でしたよね?だからほんとにみんなが気持ちを一つにやってくれてるのを今日ここで感じて改めて胸が熱くなりました。

嬉しいです。続けてきて良かったです。

後は、SKEとして真木子さんしか先輩がいないので、2番目に先輩になったんですけど、選抜メンバーとして活動していく中だとやっぱり私が一番先輩として活動することが多くて、なんか最近特に「もっとこういう風にできたな」とか「こういう選択をした方がSKEにとってよかったんじゃないかな」って思うことがめちゃくちゃ多くて。

やっぱり「わぁ、亜香里さんだったら、みなるんさんだったらこうしたんだろうな」ってすごい自分の不甲斐なさを感じることもたくさん実はあって。

なんか正直、メンバーが関わるところじゃない領域のこともあるんですけど、でもやっぱりスタッフさんとかもだいぶ入れ替わる中で、自分より後にSKEに関わってくださったスタッフさんとか「もっとこうした方がSKE良くなるのにな、難しいな」って思うところもたくさんあって、それは本当になんかやっぱり自分が長く続けてこれたのはSKEがすごい大好きだったからに尽きるので、やっぱり今いるメンバーのみんなのもちろんだし、ファンのみなさんにも「SKE楽しいな、好きだな」って思ってほしいので、やっぱりSKEの私としてできることは、関わってくださる全ての方がもっとSKEを通して幸せになることだと思うので、無い知恵を振り絞ってSKEのために何ができるかを考えて、これからも、グループも引っ張っていけるような人になりたいなと思いました。

でも、私のことを好きでいてくれる人はもれなくみんな幸せにするので、5月、6月にもソロライブが決まっていて、今まだ絶賛受付中なので、まだ余裕があるみたいなので、気になる方は是非来てほしいなと思うんですけど。

本当になんか、私が後輩のみんなに伝えられることは「アイドルってこんなに楽しいよ」「こんなに素敵だよ」っていうアイドルとしてのSKEでいる中でのアイドルの可能性をどんどん広げていくことだと思ってるので、自分で、なのでまずは自分がしっかり「SKE」「アイドル」を楽しんで、ファンのみなさんにも楽しんでもらって、それがSKEのためになる一年になったらいいなという気持ちでいます。

でも本当に今めちゃくちゃ楽しくて幸せなので、本当に今日もどこ見たらいいかわかんないぐらいの私のたくさんのサイリウム、本当に嬉しかったのでこれからもしっかりみなさんに愛を伝えて、伝え合っていける関係でいれたら嬉しいなと思いますので、これからも是非応援よろしくお願いします。

今日はありがとうございました。

 

 

 

それではまた(●´ω`●)