高柳明音卒業公演「ラムネの飲み方」

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4月26日・27日高柳明音卒業公演

 

26日出演メンバー:野島樺乃・山内鈴蘭・荒井優希・高柳明音・竹内彩姫・倉島杏実・佐藤佳穂・谷真理佳

 

27日出演メンバー:江籠裕奈・大場美奈・北野瑠華・高柳明音・日高優月・古畑奈和・斉藤真木子・須田亜香里

 

内容は27日の公演になります。

 

 

 

(卒業セレモニー)

M1  友達のままで (高柳明音さん・大場美奈さん)

映像(https://www.youtube.com/watch?v=S_YI69TmdYw

M2  青春の宝石 (高柳明音さん)

メッセージ(映像)

 

進行:大場美奈

お手紙

2期生 斉藤真木子より

あかねちゃんへ。同期とは、同じ時期入学・入社の時期が同じの人。

SKE48は昔から期でしばる活動が多かったです。同じオーディションも受けて、いっしょにデビューのステージを踏んで、同じ夢や目標を追いかけて互いに切磋琢磨して、他の期を見ながら最近よく考えます。

12年前お披露目や公演デビュー、コンサートに向けて毎日何時間もレッスンを重ねて、みんなで円になってお弁当を食べたりお仕事の前後でお買い物に行ってプリクラを撮ったり、休みの日には私の地元の大阪に招いたこともあったね。

全然案内できなかったけど。でもこうして振り返ると、私たちちゃんと同期らしい事をしたんだなと思います。

初めての芸能界でいろいろなドキドキやワクワクをいっしょに味わって、褒められたらいっしょに喜んで、そしていつも1期生やチームSと比べられては2期はだめだって言われるのが悔しくて、みんなで見返してやろって頑張って沢山練習して。

どんな時もみんな一緒に泣いて笑って横並びでいられる、そんな日々がずっと続くって思ってました。チームKⅡからスタートした私たちだったけどチームS、チームE、研究生までも網羅してしまった私とKⅡにいるあかねちゃん。

今となっては同期という類で活動することも増えたけど考えてみるとあかねちゃんと私が同じチームでいられたのは今日までの12年の内たった1年半というとても短い時間でした。

やっとの思いでチームKⅡのオリジナル公演が貰えるという時にそこに私はいられなくて今更だけどほんとにごめんね。

そこからはお互いが必要以上に喋らなくなって自然と一緒の空間や時間をすごす事もめっきり無くなりました。しばらく経った頃、同期や親しいメンバーの卒業でどんどんと独りぼっちになっていくあかねちゃんの姿を見つけました。

私の知るあかねちゃんは元気で明るくて楽しい人だったのに、その異変に気付いても私なんかがと引け目を感じてしまい手を差し伸べる事ができませんでした。

2人の間にできた長い空白の時間は、あかねちゃんへの触れ方さえも忘れてしまったみたいです。

あかねちゃんがみこってぃの卒業公演の時に書いた手紙の中に、空白の時間だったその溝を埋めていきたいと本音を漏らしてくれた事を今でもハッキリ覚えています。

本当はいっしょにオリジナル公演をやりたかったという思いを、10年越しに知る事ができてほんとに心の底から嬉しかったです。

そこからかな、少しずつ胸の中にあったトゲみたいなものがスッと取れてあかねちゃんと接することができました。たった1年半で築き上げたものだったのに元に戻すのには10年もかかってしまったね。

SKE48としても、私としてもあかねちゃんがいたから見れた景色がいっぱいあって、あかねちゃんがいたから学べたことが沢山あったなって、あかねちゃんがいたから今の自分がいます。

ただやっぱり今日の今日まであかねちゃんの背中に追いつくことも、隣に並ぶこともましてや追い越すなんてこともできませんでした。

どんなに距離があっても私にとってはずっとすごい人だったし、追いつきたい人だったし、初めて言うけど憧れのような存在でした。

今ではあかねちゃんの周りには沢山のメンバーの姿があってちゅりさん、ちゅりさんと楽しそうな場面を見ていると嬉しいような、寂しいような。

でもやっぱりあかねちゃんの笑顔が見れて嬉しいです。卒業コンサートを通しても後輩メンバーへの想いが沢山感じられました。

みんなの真ん中に立って引っ張って楽しんで騒いで忘れずに仕掛けて帰っていく、最高に素敵なコンサートでした。ありがとう。

ただ、あかねちゃんのいる内にナゴヤドームでの単独コンサートが実現できなかった事が心残りです。

今ではあまり声に出さなくなったけど、ナゴドコンしてからじゃないと卒業できない言っていたのを覚えています。でも過去に縛られてなかなか前に踏み出せなかった私たちに、今が一番楽しいとあかねちゃんがみんなを引っ張ってくれたから今のSKE48があります。

楽しい時も嬉しい時も悲しい時も悔しい時も苦しい時も、どんな時もみんなの先頭に立ってSKE48を守って戦ってくれました。

みんなのためにと沢山頑張ってたあかねちゃんだからこそ、明日からは自分の事を沢山考える時間にしてください。沢山甘やかしてあげて、遅れてきた青春を存分に楽しんでね。

寂しくないわけなんかないけれども私も独りを存分に楽しみます。そしてみんなと一緒に、今が一番楽しいSKE48を更新し続けます。

沢山のごめんねとありがとうを込めて、斉藤真木子。

 

高柳明音のコメント

SKE48に入って12年の間に、ほんとにいろんなことがあって、でも自分が好きなアイドルになれたから幸せという気持ちと、自分がなりたかったアイドル像に上手く手が届かないもどかしさと。

応援して下さっているファンの皆さんを幸せにしたいという思いが伝わる時と、上手く言葉にして、下手なので伝えられない時とほんとにいろんなことがあって、なかなか素直な私じゃなかったですけど。

自分の中で絶対にこれはぶれちゃいけない、自分の軸でなきゃいけないというのは、やっぱりアイドルとファンは幸せでなければいけないというのが自分の中でのモットーというか軸でした。

このグループは入った時はそんなグループになると思ってなかったんですけど、自分の悔しいところとか悲しいところも泥臭いところも全部見せるのがひとつの醍醐味というか、総選挙があったりなかなかうまくいかない時。

でも総選挙で皆さんが、一番最初にランクインした時はチームKⅡのファンの皆さんが、KⅡからひとりでも総選挙にランクインさせたいという思いから私に投票してくれて、ランクインした事が凄く嬉しかったし、その期待に応えなきゃっていう思いがあって、プレッシャーでもあったんですけど、期待してもらえるって事はとても幸せな事だったなと思います。

私は自分自身の事を特別な人間だとは思っていなくて、頑張らなきゃ特別な人には届かない、自分が何か見つけなきゃ特別にはなれない。

なるには自分でそれを見つけなきゃいけないというのが12年ずっとテーマでした。それが自分の中でつかめたなと思えた時はライブで誰よりも楽しむ事でした。

私はSKEに入ってセンターになりたいって言えなかったんですね。それは初期から目の前に立ってきたWセンターのあの2人を見てるからこそ簡単には言えなくて、ファンの人にはあかねちゃんのセンターが見たかったって言ってくれた時に、一回くらいなりたいってちゃんと言えばよかったなと思ったんですけど、きっと時間が巻き戻っても言わないと思います。

それは自信が無いとかじゃなくて、今、最後この瞬間に後悔が無いからです。悔しい時もあったし、言ったらよかったなと思ったけど、SKE48が変わっていく姿も見たし、成長する姿も見たし、私はここで与えられた事をしようっていうのが自分の強みになりました。

心が強くなったのはずっと試練があったからだと思います。どこにいても、そこにいるあかねちゃんがずっと好きだよと言ってくれる皆さんがいたから、どこにいても頑張ろうって気持ちになったし、絶対見てくれてるという気持ちになりました。

それは今回の延期があって、改めて身に染みたのは、昔からお世話になっているスタッフの皆さんだったり、SKEを応援して下さっている関係者の方だったりが、絶対あかねちゃんにはコンサートをして終わらせてあげたい、ちゅりにはコンサートで終わってほしいから、延期することは僕たちはいいから高柳がやりたい形でできるまで待とうと言ってくれたんです。

私は絶対に無観客は嫌だったので。皆さんに支えてもらったのは、自分が挫けずにここまで続けてきてSKE48が大好きの気持ちだけで頑張ってきたので、その愛が伝わって最後まで見届けたいと思って下さったのかなと思ったら、自分が悔しいポジションにいたからとかじゃなくて、そこで頑張ってきたからちゃんと見てくれてる人がいたんだなと思いました。

私がSKE48に入って一番大切なんだなって思ったのは、自分の好きな事を続けることです。

途中でポジションが下がって、私は必要ないのかなと思った時に辞めなくてよかったです。悔しいという思いで辞めたら後悔してました。

そういう時にみんなが支えてくれたから続けてこれたし、今は全部がいい思い出で、悔しかったことも悲しかったことも力になっていて、みんなにとっても思い出したくない思い出もあったし、それもいい思い出になりました。

この先も自分が自分であるために必要だった12年間でした。感謝の気持ちでいっぱいです。大好きなアイドルになってSKE48に入れてほんとに幸せだったし、SKE48以上の青春はないです。

一生忘れられない、忘れたくない、誇れる日々でした。SKE48として活動できたことが幸せだったし、出会えた皆さん、出会えたメンバー、出会えた楽曲、ほんとに幸せでした。アイドルとして自分がオリジナルで歌える楽曲がいくつ生まれたんだろうと思うと幸せでしかないです。

曲の一つ一つに思い出があるし、毎回感謝と幸せな気持ちでした。この曲たちをSKEのメンバーとして歌えないのが一番寂しかったりしますが、きっと、大切な曲はみんなが歌い継いでくれると思うので、SKEを見守っていきたいし、自分の分岐点になる時に、大きくなって私の大切な曲ですといつか一人の高柳として歌える日が来たらこの上ない幸せだなと思います。

自分が頑張って皆さんがもっと幸せになってもらえるように、高柳明音として諦めることなく上を目指して頑張っていきたいなと思いますのでこれからも応援して下さると嬉しいです。

地元愛知で活動できたという事が幸せだったので、必ずもっと活躍できる女優さんになって、名古屋と言えば高柳明音だよねと言ってもらえるように頑張っていきたいなと思います。

本日は卒業公演を迎えられて幸せでした。ありがとうございました。

 

最後の曲  DA DA マシンガン

 

 

 

 

 

それではまた(●´ω`●)